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トミタ式7号食特集



現在、インターネット上に流布されている7号食の大半はトミタ式7号食です。
ありがたい事に、セミナーを聞いてくれた方や実践・達成された方がたくさん普及してくれています。
ですが、中には誤った情報もあるので情報元からしっかりと内容を確認してください。

7号食とは一体何なのか?
7号食の真髄とは?
トミタ式7号食考案者、BL研究所所長 冨田の解説です。




運命を変える7号食


七号食特集

食事を変えるとどれだけ人は変われるのだろうか?

そう考えたのは犬に玄米を食べさせてから、その変わりぶりに驚いたことがきっかけでした。犬が玄米を食べると・・・

信じられないかもしれませんが、左の犬も右の犬も同じ犬です。
玄米を食べて4か月を経ています。

飼い主自身が別犬になったみたいだと言われました。
毛並みが変わってしまい、抱いたときに起毛が違うといいます。フカフカになっています。

七号食

左の時は毛が寝ていたのです。
これは決して若返ったのではなく老けすぎていたので元通りになったのです。

では、なぜ左のように老けてしまったのか。

それは食べ物のせいだったのです。

飼い主さんは目の周辺の変色(涙やけ)を治したかったのですが、高級なドッグ・フードを与えても質の良い肉で手作り食にしてもよくなりませんでした。

ところが玄米を食べ始めてウンチの臭いがなくなる、しばらくすると体臭がなくなる、さらに1ヶ月を過ぎる頃には口臭が消える、気づいたら4ヶ月で涙やけが治っていて、それだけでなくすっかり若返って別犬に変身していたのでした。


わたしは25年間多くの人に食養相談をやってきましたが、この犬ほど短期間に変貌するようなことはめったになかったのです。

玄米を食べているのに、どうして人は犬のような大きな変化を起こさないのか?

その理由を考えた末の結論はたった一つ、『犬は余計なものを食べていない』ということだったのです。
犬はこっそりケーキを食べに行かないですからね。

そこで、人間が食の質量を完全に変えてしまったらどうなるのか?と考えて、早速多くの人に余計なものを食べないという7号食という特別な16日間という期間をつくって実行していただきました。



七号食

彼は2か月で二回の7号食を実行しました。
血液検査も大幅に改善されて、事故で血行不良になっていた脚も血行が回復して血色がつくようになりました。




七号食

彼女は7号食を4月から実行してその年の7月には右のように元通りになりました。
子供の頃からのアトピーで悪くなればステロイドで抑えていたのですが、それも効かなくなり薬からの離脱を決意して7号食を4か月の間に2回実行されたのです。


七号食

やはり、食は人を変えるのです。現状のあなたも食でそのようになっているのです。

このページをジックリ読まれることで、きっとあなたも現状を変えられることでしょう。
運命を変えるということを実感されるのではないでしょうか。



私は札幌から沖縄まで講演で巡ってはトミタ式7号食を皆さんにお勧めしてきました。

既に5000人を超える人が実行され、体験レポートもたくさん頂きました。

その貴重なレポートを読んで気付いたことがたくさんあるのです。
その気付いたことを中心にして7号食のハウ・ツーも合わせて書きたいと思います。


そしてトミタ式7号食という食事法の最中に、真っ直ぐに立って歩くというウォーキングもお勧めしている理由があります。

人は動物です。
動くものと書くように、それは動物の本分ですね。
それをしないで「食べる」ことばかりに意識が向くのはどうかしています。

飛行機は両翼があって飛べるように、わたしたちも「歩く」「食べる」が両翼です。
同時に並行して実行すれば予想外の大きな成果を得ることができます。

けれど、「真っ直ぐに立って歩く」ということが重要なのです。

ゆがんだ姿勢で歩くようでは苦痛が増してしまい腰や膝に問題をつくってしまうのです。

そのために「真っ直ぐに立つ方法」と、「真っ直ぐに立つ」とはどういう「意味や意義があるのか」。 これはまた別の機会に述べたいと思います。(セミナー等で解説しています)



7号食の仕方


七号食特集

先ずはすぐに7号食を実行したいという人のために、そのルールから説明します。
  1. 蒼の元米、滋養米、十五穀米を2:1:1の割合で炊飯し、ごま塩を振りかけて10日間食べ続ける。(蒼の元米1:十五穀米1でもOK 十五穀米の分量は多少加減OKです)
  2. いくら食べてもかまわない。お腹が空けば食べてもいい。空かなければ食べない。
  3. 最初の一口は100回噛む。
  4. 副食もおやつも一切食べない。豆類も回避すること。(醤油・味噌・豆腐なども豆類)
  5. カフェインのあるコーヒー(カフェインレスを含む)、紅茶、緑茶は飲まない。アルコール・ソフトドリンクは全てNG。
  6. 水や番茶、ほうじ茶、ハーブティー、NUKA TEAは良い。
  7. 甘味として「玄米甘酒」はいくら飲んでも良い。但し、食後すぐに飲むのはダメ。(食後30分後以降)
  8. おやつとしては玄米菓子など穀物と少々の良い塩のみで作られたものはよい。
  9. 以上を組み合わせたものであればよい。
  10. 毎日最低40分は歩く時間をつくる。(足楽です輪を付けて歩けば効果大)
  11. できるだけ早く眠る。
  12. 以上を10日間続ける。
  13. 11日目から13日まではお味噌汁の汁だけ追加される。
  14. 14日目から16日目までは具ありのお味噌汁になります。
  15. お味噌汁は出汁にカツオや炒り子は使用しない。精進出汁で通す。
  16. ※ごま塩はごま8:塩1の割合とする。
    ※精進出汁とは植物性の材料だけをつかって取った出汁です。
     一般的には昆布、干し椎茸、切干大根(もしくは干瓢)、小豆、大豆などを煮出して取る出汁です。

つまり16日間を通して魚も乳製品も含めて一切の動物性を排すこと。

途中耐えきれなくなった人は梅干し一日に一個や古漬けたくあんを薄切りにして一日3切れまではよい。

実行する前に体重やウエストなどを測っておく。できれば血液検査もしておくとよい。
献血をすればしてくれます。

※精進だしの作り方はこちらをご確認ください。



7号食を始めるにあたっての心構え


七号食特集

いつ始めるか?
「今でしょう!」と言いたいところですが、そこで迷う人が多いのです。

16日間という期間を考えて、手帳をめくり始めます。
すると、人と会って外食する機会がいかに多いかに気がつきます。
お付き合いで外食が多いのですね。誘ったり、誘われたりで外食が増えます。

つまり、人との付き合いを自分の気持ちよりも優先して断れないで流されている人が多いのです。

7号食はそうした人間関係の条件を乗り越えなければできません。
それが出来ない人は、一生7号食は体験できないのです。
世の中で挫折する人は多いですが、この場合は実行する前に挫折するという稀有な例になりますね。(笑)

7号食を実行するためには人との関係性の調節能力が求められます。

「それでもどうしても断れないことがあるのです><」

そうやって条件に左右されてきたのが、こうした人なのです。
できる人は条件を創造します。


「結婚式の予定が…」
「友達と旅行に行くので…」
「子どもの行事がありまして…」
「来週、飲み会が…」

など、できない理由をたくさんあげる人は、条件を乗り越えられない人です。
7号食を達成できる人は、「自分自身を食べ物や人間関係から自由にする」体験をするのです。

脳の「我慢する力」は食べ物に対しては非常に弱くできています。
人は食べるために生まれてきた、という側面があるからです。これは「食べ物に支配されやすい」ということです。

もっとも人生で困難なことは食べ物をコントロールすることです。


「自由に生きる」

これが人生の目的なのですが、食べ物に支配されている人がどうして人生を自由にコントロールできるでしょうか。

7号食をするためには、外にも内にも整理してかからねばできるものではありません。
7号食はある意味「断捨離」をしていることになるでしょう。

7号食の最終目標に神経を食べ物で鋭敏にして「判断力を高くする」ということがありますが、実行する前にすでに考え方の整理が始まっているのです。



トミタ式7号食をしている時の注意点


七号食特集

(case 1.)
あるときに電話がかかってきました。

「気がついたらラーメン屋に入っていました。どうしましょう?」
「知り合いからチョコレートをもらって、無意識に一粒だけですが食べてしまいました、どうしましょう?」

こう云う人が時々いらっしゃいますね。夢遊病型といいます。この場合は、最初からもう一度やり直してください。
7号食は人生における一大イベントなのです。厳正に実行しましょう。「なんちゃって7号食」をしている人もいますが、厳正にやってください。

実はこうした無意識的行動の多い人ほど自分をコントロールできていないのですね。


(case 2.)
薬はどうしましょう?という質問もあります。これは自分の責任において判断してください。7号食は血行が回復しますので、薬の効き目もよくなりますので注意が必要です。

たとえば高血圧。
薬が効きすぎて低血圧になる人もいますし、血圧が乱高下する人もいます。

毎日同じ時間帯に血圧を測って記録することをお勧めします。7号食を実行すると血圧は下がる方向になる人が多いので、自分の判断で調整しましょう。


(case 3.)
すごく眠い、だるい、やる気が起きない。
7号食を実行して数日はそういうことがよくあるのです。決して悪くなっているわけではありません。

副交感神経に揺れて血行が回復しているときの状態です。
好転反応と言って良くなる前の前兆です。
充分睡眠をとって、気合いを入れてウオーキングも実行しましょう。自分にムチを当てる期間なのです。


(case 4.)
低血糖症候群タイプの頭痛。
これは普段から甘いものが多い人です。血糖値を甘いもの中心で保ってきたのです。玄米は急激には血糖値を上げてくれません。おだやかに上げるのです。

そのシステムに身体が慣れていない時に低血糖になることもあります。
そういう時に頭痛が起きるのです。予防としては玄米甘酒をこまめに飲んで対処します。


(case 5.)
普段から頭への血行不良タイプの頭痛。
普段から頭がボーッとして考えがまとまらないという集中力欠如タイプです。
7号食を実行すると急激に脳への血行が回復します。血管の拡張が追いつかない頭痛です。
case4もcase5もズキンズキンという頭痛になります。


(case 6.)
筋肉痛や肩こりがひどくなった。
これもよくあることです。普段から血行不良のところが、血行の急激な回復で痛みや肩こりなどが出ます。血行を止めることで症状を抑えていた場所です。

ですから古傷が痛むこともあるのです。本当に治すチャンスなのです。対処法は下記にあります。


(case 7.)
身体中が痒くなった。
これも血行が回復しているときの症状です。痒い場所や痛い場所は一時的に冷やすか、温めるかで対処してください。どちらでも効果のあった方法でいいでしょう。

前者は一時的に血行を止め、後者はさらに血行を回復させて症状を乗り越えさせます。後者の方法から対処することをお勧めします。


(case 8.)
便秘になる人。
4人に一人は便秘になります。普段から便秘気味な人がなりやすいようです。
逆に普段から便秘の人が改善してしまうこともあります。

原因の一つに「気合いが入り過ぎ」ということがあって交感神経興奮になるのです。
もう一つは、大腸が豊富な繊維にまだ対処ができていないことです。大腸が慣れていないのです。

そういう時は朝に一杯のお水をお勧めします。ほうじ茶などで十分水分を摂ってください。玄米繊維の効果は水分を吸収して便量を増やし腸内を清掃をしてくれる効果もあるのです。

いずれにしても心配しないで続行されればよいでしょう。よく歩き、腸の運動性を高めてください。また、仙骨周辺を茹でこんにゃくなどをタオルでくるんで温めることもお勧めします。11日目からお味噌汁に5センチのごぼうのすりおろしを混ぜてください。




なぜ、7号食をするのか?


七号食特集

7号食の効果は多くあります。

ダイエット効果

これまでの事例から報告すると、平均的には16日間で3kgから5kgの範囲でスリムになっている人が多いようです。

最高で13kgの方もいらっしゃいましたが100kgを超えていた方です。

稀に変化が無い人もいますが、そういう方でも体脂肪が減って身体に締りができ、着れなかった服が着れるようになりましたという報告があります。

ですからダイエットを目的にして7号食に挑戦する方が多いのです。

甲状腺機能低下の女性で「いろんなダイエットをしたけれど、体脂肪が4%も減ったのは初めてです」ということでした。

中性脂肪が300台の男性が160に、500を超えた女性も180台になっていました。
これらは16日から1か月の間に起きたことです。

二か月で10kgの減量を目的にした女性は二回の7号食で達成しています。
その後での基本食(後で紹介)で1年程度で20kgの減量に成功した人も多くいらっしゃるのです。


より元気になれる効果「健康増進効果」

朝の目覚めが悪く、これは体質だとあきらめていた女性も「すっきり眠れるようになってから、朝の目覚めがシャキッとしました」という感想も数多くいただいているのです。
その後の基本食で体温も初めて36℃台になったという低体温の人も多かったのです。


美容効果と精神安定効果

7号食をして「肌がしっとりした、きれいになった、白くなった」という報告は圧倒的に多いです。
乾燥肌で困っていた人が「自分の乾燥肌は子供のころからで体質だと思っていましたが、食べ物が原因だったと初めて知りました」というアトピーの方の体験もありました。

ちなみに彼女はその後パンを食べ始めてふたたび乾燥肌に戻り「パンが原因だったとわかりました」という報告もありました。

最初の10日間は雑穀を全体の4分の一使います。これは雑穀に大きな美肌効果があるからです。

もう一つは「玄米甘酒」の効果も大きいです。

この二つはビタミンB群が非常に多く含有されており、美肌効果と神経鎮静効果が高いのです。

「深く眠れるようになって、目覚めもパッチリです」という報告が多いのも神経が安静になって眠れるからです。日頃、頭が騒がしく集中力に欠けるという方が7号食中に「頭にそよ風が吹いているみたいです」という感想がありました。

免疫と肌は夜作られるといいますが、深い眠りがかかわっているのです。
深い睡眠が得られるのも7号食期間に飛躍的にビタミンB群を摂取しているからです。

もう一つは脳に刺激的な余計な食べ物がなくなったからですね。


「最大の効果は人生を変える」ことにある

人はなぜチャレンジするのでしょうか。
それはきっと子供の心をたくさん有しているからなのでしょう。

子供は未知のことに出会うと恐れもせず触れたがり、課題を見つけると挑戦したがります。

これまでの経験から分かったことは、7号食に挑戦しようと思う人は子供心をたっぷり保有しており、弾力性のある精神の持ち主なのです。

単にダイエットをしたいからではなく、未知への挑戦心がある人が多かったのです。

食のあり方を16日間だけでも変えることは大変なことなのです。
なぜなら「食習慣とは長年の洗脳」があるからです。

チャレンジャーになってあなたを支配してきた食べ物から自由になってください。
これはあなたのミッションなのです。




7号食がなぜあなたを変えるのか、その生理に及ぼす大きなウエーブ


七号食特集

食べ物と神経

7号食が身体にどのような影響を及ぼすのかを考えることは、食べ物一般の影響を考えることでもあるのです。

その前に、私たちの身体がどのようにして「できた」のかを考えてみます。

わたしたちはかつてたった一つの受精卵でした。
その受精卵が子宮の壁に取り付くのに約一週間です。
その後、分裂を繰り返して人に成るのですが、なにから作られていくのでしょうか。

いきなり胃や肝臓などの内臓を作るわけではないのです。
例えば、ビルを建てるときにはその前に道路を作ったり資材置き場をつくるでしょう。基礎工事も必要でしょう。
人の身体を作るにも順序があります。

着床してから先ず最初に作るのは神経の大枠です。
神経をおおまかに全体に張り巡らせるのです。これに約21日間前後費やします。

次におおまかに血液循環システムをつくります。これに63日前後を費やします。
いわばインフラ構築をやっているわけですね。

そして、やっと臓腑それぞれに必要な細胞をつくり組織を創り始めるのです。

ここで抑えておきたいところは神経が先、次に血液循環なのだということです。
優先順位とは重要さの順位でもあるのです。

多くの病気の狭義の意味での原因はどんな病名が付いたとしても血行不良あるいは血行障害と考えられます。
けれど、いきなり原因もなく血行不良が生じるわけではありません。

「気が付かない」原因があるのです。それは「神経が鈍くなる」ということです。

それは病気というだけではなく、単に「調子が悪い」「朝の目覚めも寝つきも良くない」「頭痛、腰痛、全身のあらゆる痛みや体の重さやだるさなど不快な気分」も神経の不調や不具合なのです。

なかでもわたしたちの神経の中核である自律神経の不調が重要です。

鈍くなった神経は自分が鈍いとは思えない、判断できないので「気が付かない」のです。

経絡理論で成り立っている東洋医学では「未病」という概念があります。
経絡の不調は未病段階であると考えるのですが、経絡と自律神経は密接なつながりがあるので、神経の鈍化はもはや未病であるのです。

さて、神経のネットワーク形成が血液循環システムよりも先であるということは重要です。

これは、神経の鈍麻が血行不良につながる原因になるということなのです。

実際のことに自律神経が血管を拡張させたり収縮させたりしているからです。
血行不良が生じると逆にそれを原因にして神経に酸素や栄養素が届けにくくなり、さらに神経は鈍麻していきます。

その結果、さらに血行不良が生じて負のスパイラルに陥るのです。
これが細胞代謝異常という慢性疾患の原因です。

最終的には器官組織が弱体化して病名が付くことになります。


それにしても身体ができるプロセスと疾患に陥るプロセスが同じであるというのは驚きですが、考えてみれば当たり前なことですね。

けれど、話はまだ終わっていません。

なんと、病気が治る筋道も同じプロセスをたどるのです。
突然病気にならないように、突然治るわけではないのです。

即ち、
神経の回復 → 血行回復 → 細胞代謝異常の快復 → 器官組織レベルの修復、となるのです。

長々と説明してきましたが、このプロセスに深く関わっている要因が「食と歩き」なのです。
状況を悪化させるのも改善するのも「食と歩き」なのですね。

7号食を皆さまにお勧めしてきた理由はここにあるのです。
7号食を実行すると非常に短期間で快復される人が多かったのです。

それだけでなく、いわゆる未病段階の「不定愁訴」も嘘のように晴れるひとがいかに多かったことか。

※「不定愁訴(ふていしゅうそ)」
臨床用語で、「頭が重い」、「イライラする」、「疲労感が取れない」、「よく眠れない」などの、「なんとなく体調が悪い」という強く主観的な多岐にわたる自覚症状の訴えがあるものの、検査をしても客観的所見に乏しく、原因となる病気が見つからない状態を指す。



7号食は神経と血管に強く働きかける

7号食を実行した人のレポートに「11日目のお味噌汁があまりにも美味しくて泣きました」「お味噌汁をいただいた瞬間に指先にまで温かさが染みわたりました」というのが多かったのです。

この感想は神経と血管に強く反応を起こさせた証拠でしょう。
味覚が元に戻っているのです。

味覚だけではありません。嗅覚だって鋭敏になっているのです。

新宿で長年エステ店を経営されている方が「新宿が臭いと言われてきたけれど、わたしはそうは思えなかったのです。でも、今は臭いです」と、報告がありました。
7号食10日目のできごとでした。

「見慣れていたはずの夜のイルミネーションがとてもきれいで感動しました」という感想もありました。

「新聞を見ると見えにくくなっている・・・。7号食なんかして、やっぱり栄養失調になったのかと思ったのですが眼鏡を外したらよく見える。眼鏡を忘れて運転していると15分もすれば頭痛が起きていたのに、不思議に頭痛が起きなくなっています」と喜ばれていました。

「耳鳴りが改善した」という報告もあります。

自律神経も含めてあらゆる神経が正常に戻ろうとしています。
脳は神経の塊ですから、これは脳全体が正常になってきているということです。

わたしはいつも考えているのですが、最終的には脳の情報処理能力が低下してしまい、遂には心身に大きなマイナスの変化を起こすのだと。

最初は集中力の低下やイライラが募る、眠れなくなる、いつも頭がボーっとしているところから始まるでしょう。これも情報処理能力の低下なのです。

ですから、どんな病気でも、最初は脳力の低下が信号になっているはずです。
けれど、申し上げたように「神経が神経の状態を判断するのですから、鈍っていては判断できないのです」

脳力を上げること、それが治癒への土台になるのです。
そして、脳の情報処理能力を上げないで運命を大転換させる方法はないのです。


なぜ現代人は神経が鈍感になっているのか

わたしたちの神経は鈍感になっています。
正確に言えば鈍くさせられているのです。
このことを理解と納得ができなければ、誰も自分の最大の問題を自覚できないのです。

たとえば映画です。3D映画などもできました。
今までの二次元では物足りなくなっています。
これまでは二次元を見て、3D処理してリアリティを脳内に創造してきました。

ラジオの時代がありました。
わたしは小学生のころラジオドラマのファンで、その番組が始まる前に家に帰ってきていました。
徳川無声さんの幕末物語「蛤御門の変」や撃墜王坂井さんの物語などに聞き入っていました。

聴くことで脳に語られている現場の色彩まで加えて創造していたのです。
ラジオがなかった時代は新聞や「語り部」の文字や話だけで活き活きとリアルに再現していたのです。

昔の人の方が想像力豊かだったと思われます。情報が少ないから想像力で補っていたのですね。

現代は情報過多社会と言われるようになって、かえって自分の頭で判断できなくなっています。
「人生はなにを選ぶか、選ばないか」だけの選択肢になってしまっています。
これではまるでゲームですね。

選ぶ要素を選択するのではなく、選ぶことそのものを自分で創造して選ぶ要素を増やすことができなくなっています。

「創造できない!」

これが神経鈍麻の現れです。

刺激過剰の現代は神経が刺激されすぎて疲れているので、創造に回すことなんかできないのです。
鈍くなっているからより強い刺激が必要になっているのです。

ゲームもそうでしょう。
現実にはありえない絵が画面上に踊って、それを追いかけているうちに現実世界がなんとも退屈なものに変化しています。

現実世界が退屈化するとどんなことも「つまらない」ということになります。

映画を見ても演劇を見ても音楽を聴いても、人に出会っても「つまらない映画、絵画、音楽、つまらない人」に見えてきます。真実は自分自身が「つまらない人」になっていることに気付かないのも神経鈍麻の現れです。

神経は同じ刺激が繰り返されると無かったことにします。
臭い部屋に入ったとき最初は臭いと感じても、しばらくすれば臭わなくなるのです。

料理も甘すぎ、辛すぎ、塩からすぎていますので、舌も嗅覚も鈍麻しています。
素材はたくさんあってもどれも同じような味になっています。

神経が鈍感になってしまった世界は感動が抜け落ちている世界なのです。
感動がなくなれば「どうして生きているのか」さえ判断できなくなり、鬱が拡がります。

画一的な価値観というのも神経を鈍麻させます。
価値観を共有すると言いますが、これが行き過ぎると誰を見ても同じになり、人と出会う感動が薄れます。

自販機で塾帰りの生徒が清涼飲料水を飲んで「ああ、生き返った…」とつぶやいていたそうです。
みんな真実は疲れ切っています。それが当たり前になっているのです。

あなたの神経は今どうなっていますか?
実はあなたが今見ている世界は薄いベールがかかっているような世界なのです。

そうあなたに見えているのは事実なのですが、真実ではないとしたら?

子供のころの世界は活き活きとしていました。
なぜなら見るもの聴くものすべてが新鮮で神経を活性化していたのです。

こうした閉塞状況に気が付く方法は子供のころの神経の蘇り以外にないのです。
その提案が7号食なのです。


7号食の本当の目的

ダイエットを目標にする人は多いのですが、そんなことはプロセスで達成できることなのです。そんな卑小なことを目的にするようでは、あなたが自分自身を卑小化している証拠なのです。ダイエットをするために生まれてきたわけではないでしょう。

それに目標を達成するためには目標そのものに焦点を合わせてはいけないのです。目標のもっと向こうにピントを合わせないといけないのです。

ダイエットを目標にするからリバウンドを起こすのです。達成したら気を抜いてしまうのです。

では本当に目標とすべきはなんなのでしょうか?

それはあなたの人生の目標を実現することに7号食を役立てることなのです。

人生の目標を達成するのに必要なことは「判断力を高める」ことなのでしょう。
人はその人の判断力に応じたものしか達成できないようにできているのですから。



7号食は食の「断捨離」という考え方にある



七号食特集

7号食とは半断食法なのです。
つまり、「食べない」ということに半分の重点が置かれているのです。

人の判断力というものの未熟なところは「今、まさに自分がしていることに対して評価する」癖です。

「していないことに対しては認識の盲点」があります。

今まさに食べようとしている中身、栄養素のことなどを考えるのですが、それと引き換えに食べなかったものについては考えることができません。

これは仕事にも言えることですね。する行為については思慮しますが、しない行為については無思慮です。


実は7号食の効果は「食べない効果」が70%あるのです。未精製の穀物を食べる効果は30%程度なのです。
7号食の効果とは「それ以外のモノを食べない」効果なのです。

ということは、わたしたちの心身に不具合を起こしているモノとはそれ以外のものにあるということに気づかされるのです。

つまり、わたしたちは余計なモノを食べることでおかしくなっているわけですね。

普段気にしないで「美味しいから」という理由だけで食べた結果が日常の心身の状態を作り出すということに気づかされます。


こうしたことを教えてもらったのはワンちゃんからなのです。

ずっと以前にワンちゃんの食養法を相談されたことがあります。その犬は前足のひじに癌があり、そこから肺に癌が転移していました。

「獣医さんが手の施しようがないというなら、いっそのことダメ元で玄米だけ食べさせましょう」と私が伝えたことで始まったのです。

相談を受けたのは1月の最初のころで、桜の咲くころにはダメでしょうということでしたが桜が散ってもワンちゃんは元気だったのです。5月になって検査したところ肺もひじも癌は小さくなっており、秋には完治したのです。

治りはしたのですがここで教訓が得られました。 そのワンちゃんはその後すっかり肥満して心臓肥大になっていました。成犬では8kgの標準体重が12kgになっていました。

人間でいえば60kgの人が80kgになっていたということです。
9か月の間にこれだけ体重が増えたらいけないですね。

その原因は玄米ご飯を洗面器一杯食べていたのです。運動はひじに癌ができて痛がっていたので一切していませんでした。

そこで飼い主さんには運動をしっかりさせてください、ということで数か月で元の体重に戻り良くなったのです。

これが7号食期間中はしっかり歩きましょうとルールに付けている理由です。

もう一つは「よく噛むこと」です。ワンちゃんは100回噛めません。ワンというくらいですからね。 噛まないことがたくさん食べてしまう原因になるのです。

7号食は大イベントですから普段しないことをします。最初の一口目だけは100回噛むルールになっているのです。


自己も他者も大切にする7号食の考え方


七号食特集

7号食は特別な食事法です。
16日間という短期間で終了します。

人生は長く続きますから日常的な食のあり方こそが重要なのです。
7号食を終了してから普段の食事にどうソフト・ランディングするかが重要なのです。

7号食はあなたの乱れた神経系をリセットして元に戻してくれました。
そのことを深く自覚して腑に落とせるような7号食の取り組みをしていれば、日常食への考え方も変わってこれまでにないものにすることができます。


煉瓦職人のエピソードをご紹介しましょう。
非常に重要だからです。

煉瓦を積んでいる職人に問いかけます。


「あなたはなにをしているのですか?」


職人A「見た通りレンガを積んでいるのさ」

職人B「塀をつくっているのさ」

職人C「公園をつくっているんだよ!」


さて、あなたは7号食の意義をどれだけ広く深く自身に問いかけられるでしょうか。

時々、7号食後にリバウンドをされる人がいらっしゃいますね。
これは煉瓦職人のA、Bにあたる考え方があるからです。

ダイエットをしている、肌をきれいにしたい、体調を回復させたい、病を治したい。
そうした欲求は当たり前なのでしょうが、自分のことばかり考えていませんか。

それら以外のもっと大きな素敵なミッションがないでしょうか。
職人Cのように食をもっと広い視点で捉えられないでしょうか。


ディズニー・ランドの考え方と7号食

話題を変えてみます。7号食を考えるうえで役に立つのでディズニー・ランドの考え方を少しだけご紹介します。
これは7号食の取り組みだけに役立つわけでなく、どのような仕事にも通用する考え方です。


仕事とは = 作業 + ミッション である。


多くの人は作業をすれば仕事をしたと考えるのですが、ウォルト・ディズニーはそうは考えなかったのです。
すべての仕事の本当の目的は心の目的に一致するはずです。
心の目的とは他者と共感することでつながり大きな喜びを得ることです。

人が仕事をするのは「お金」だけでなく、それ以外のものを仕事で得ることができるからです。それが「やりがい、生きがい」という喜びです。

「お金以外のもの」とは、他者と共有できる感動です。
「世界で最も幸せな場所を創る」ために考えた。それがウォルト・ディズニーのミッションだったのです。

世界には戦争や、あらゆる差別がある。
生き馬の目を抜くような生存競争がある。そんなギスギスした世界での生活がある。

そうした世界でボロボロになって傷ついた人たちを「世界で最も幸せな場」に招待したい!
それがウォルトのミッションであったし、ディズニー・ランドで働く人たちのミッションなのです。

皆さんはそこまでの意識で自分自身の心身や周囲を「世界で最も幸せな場所にしたい」と考えたことがあるでしょうか。漠然と「幸せ」を求めてはいないでしょうか。

そういう場を創るためには具体的に考え、実行しないと実現しません。以下のことは皆さんのこれからの人生を生きていくうえで大きなヒントを与えてくれそうです。

ウォルトはミッションを実現するためには、「作業」が大切だと考えたのです。

ディズニー・ランドでは清掃が行き届いていて「汚れる前に掃除をする」という考え方で取り組んでいます。これはきれいになっている道路にはポイ捨てができないということなのですね。ミッションを実現するには、園内が汚れていては気持ちを悪くさせるだけですからね。

園内をピカピカにしておくことは訪れたゲスト(お客様)に最高の感動を味わってもらうということが「世界で最高の幸せにする」ことの最低条件になっているからです。

このミッションは食においても全く同じだと思うのです。

たとえば7号食体験レポートには「せっかく綺麗になった体と心を汚さないように穏やかに暮らしていきたいと思います」という感想もあります。

すべての人が「幸せになりたい」というわりには心身の掃除をしていないのではないでしょうか。

「ストレス喰い」なんていうのは、身体をゴミ袋扱いに貶めていないでしょうか。暴飲暴食という名の暴力を自分にしていないでしょうか。

現代日本人の多くは食べ過ぎています。みんなそれを気づかないまま食べています。

慢性的な肩こりや疲れ、目の疲労などの遠因に食べ過ぎがあるのです。こうした食べ過ぎによる多くの不定愁訴を土台にして糖尿病や高血圧、癌などの慢性疾患が多発しているのです。

現代日本人は利己的になっていると言われますが、本当は否己的になっているのではないでしょうか。
いえ、利己的=自己否定になっているのかもしれません。


7号食や基本食の作業とは
  1. 美味しく炊く工夫
  2. 楽しく食べる工夫
  3. ゴマ塩がもっとも美味しいと感じる塩とゴマの割合を見つける
  4. 玄米に飽いてきたり、食べられなくなった時の工夫
  5. よく噛むこと
  6. よく歩くこと
  7. よく眠るための工夫
  8. お付き合いの整理

いくらでもありそうですね。これらの作業をきちんとこなす努力も必要なのです。
こういう作業ができた時、ミッションを追究することができるのです。


ミッションとは利己的健康観を乗り越えること

この世界では「健康になることは自分のためだけ」と捉えられています。

これが健康観の利己主義ということです。

ある90歳を過ぎたおばあちゃんの話があります。
孫がおばあちゃんの家に行くたびに「早く死にたい、お迎えが来てほしい」と言うのだそうです。

理由は、親しいお友達がみんないなくなったということだそうです。
「生きていてもつまらない」というわけです。

元気で生きてきたのに、それが不幸の原因になっているのです。

そうなのです、あなたが早くこの世界から消えてしまうことは誰かを不幸にしてしまうのです。
あなたが健康で長生きすれば、誰かを救うことになっているのです。

健康問題は個人の枠を超えています。
あなたが元気であれば家族だけでなく誰かを救うことにつながっています。


お手本になる

現在なんらかの慢性疾患がある方は、自分がそれを克服することで誰かのお手本となることができます。

7号食でスッキリしたあなたの体型を見た人たちの見本にもなるのです。

つまり、あなたが7号食を完成させれば自分のためになっただけでなく、周辺の人たちのためにもなるのです。

わたしたち凡人は自分のためだけなら頑張れないようになっています。
利己主義的行動は苦しいからです。

7号食中に苦しく感じる人は「7号食は自分だけのための行為」になっているからです。

「自分の行為がきっと誰かの役に立つはずだ」と意義づけをしている人は頑張れるし、やりがいをも感じるはずです。誰かの役に立つ行為は楽しくなるのです。脳もストレスを感じないのです。

もしもあなたがアトピー性皮膚炎で苦しんでいるなら、それを見事に克服することで、同じことで苦しんでいる人たちへ光を差し込むことができます。

「一隅の蝋燭のともしび」といいます。
あなたが暗い場所で蝋燭を灯すことができれば周辺を明るくして、みんなの役に立てるのです。

これが7号食の志であり、ミッションなのです。


7号食のその後

7号食そのものよりも重要なものは日常食です。
日常の「繰り返し」こそがあなたを日々創造するからです。

この世界はすべて繰り返しの刻印で現象化されているものばかりです。
それ以外はありません。

あなたの身体も1年で1000食、40歳であれば実に4万食を毎日食べてきたのです。
4万回も繰り返せば成らぬことはないでしょう。

現にあなたの身体はそうやって「成った」のですから。

あなたになにか素晴らしい夢、実現したいミッションがあるのならば、それは毎日の繰り返しという努力が必要なのです。
その繰り返しという努力に見合っただけのことが実現するようになっているのです。

繰り返しの数を決定づけているもの、それは夢に対する情熱というものです。
人は情熱に見合っただけのことしか実現できないのです。情熱は忍耐を創造するのです。

情熱は利己的な目的だけでは高まりません。自分の夢や努力が多くの人の役に立つと自覚したときに、人は真の努力ができるのです。やりがいとはそういうものです。

7号食も同じです。
高いミッションを持っただけの成果が得られるのです。
「みんなのの模範なる!」と自覚したときに、7号食の意味と意義が立ち上がってくるのです。

さて、あなたがどういう日常食を取るかは、あなたの自分の心身に対しての態度が試されます。
もちろん邪食をしてはいけないということはありません。

一般の人々は邪食が普通食です。
あなたが仙人みたいな日常を送っていると周辺の人はあなたの言うことに耳を傾けてくれないでしょう。

周辺の人と歩調を合わせつつやっていくのです。

日本には「ハレ」と「ケ」の食事がありました。

「ハレ」の食とは結婚式やお祝い事などに出される食事です。
「ケ」の食事とは日常食です。

外食は「ハレ」の食事と考えてください。
すると日常食は家庭における食事です。

「ケ」の食事は質素でいいのです。
「ケ」を守っている人は「ハレ」の食事が許されます。

毎日が「ハレ」の食事だと困った事態にあなたを追いやるのです。
毎日外食、家の食事もカタカナレシピと、日常不断に「ハレ」が続かないようにすることです。


基本食の仕方。これが日常食。

なに、簡単です。
「ケ」の食事は副食が玄米ご飯を超えないこと。
おかずはなんでもいいのです。

もっと食べたければおかずをお替りしないで玄米ご飯をお替りすればいいのです。

おかずが少々間違えても玄米ご飯をしっかり食べておけば、身体は大きな影響を受けません。
これが基本食なのです。

それに、玄米ご飯を食べていると肉がだんだん食べれなくなってくるのです。


玄米食の効果

このことについては、琉球大学で糖尿病などの慢性疾患の研究をされている益崎裕章先生の研究があるのです。

アメリカの糖尿病学会の学会誌にその研究が記載されました。
その研究の肝心なところは「玄米食をするとその後の食行動に変化を起こす」こと。

その変化は「高脂肪食への嗜好が減る」ということでした。
「玄米食で肥満しなくなる」というのですね。

さて、その効果はヌカや胚芽に多く含まれるガンマ-オリザノールが起こしているというのです。
だからといってそれだけを玄米から抽出してサプリメントにするというのは反対です。

ガンマ-オリザノールが働けるように玄米の他の成分が一体として協力しているはずだからです。

しっかり日常に玄米食を定着させましょう。
外食が続く方は玄米おむすびを持っていきましょう。おかずは自由に食べればいいのです。

そのようにすれば、健康うんちを毎日出産させることができるのです。

健康うんち四原則
  1. 臭くない → 腸内環境が衛生的
  2. つながっている一本うんち → ストレスに勝っている、自律神経正常の証拠
  3. 水に浮く → 繊維が多いので大腸がん予防と繊維が脂肪をからめてウンチになるので肥満予防になるのです。
  4. 色は濃い黄土色 → 穀物と野菜だけでつくった証拠


毎日40分程度職場から歩いて玄米カフェで昼食だけ食べていたある男性の感想をご紹介します。

「寝違えして嬉しかった」という男性。

この方はカフェだけで毎日一食玄米を食べていました。
それだけなのに合計15kg減量されました。

彼は睡眠時無呼吸です。無呼吸になったときに振動する器具を使っています。
振動するたびに目が覚めるので深く眠れませんでした。

ところがある朝のこと寝違えをしていたのです。

つまり、寝違えをするくらいに長時間グッスリ眠れたのでうれしかったというわけです。
痩せたことで喉の肉が減り、同時に気道も広がったのです。

さらに、玄米ごはんをよく噛んで食べたことで舌力がついて、舌がのどに落ち込まなくなったのです。

「玄米を食べるようになって食べ過ぎがなくなりました。ほどほどを知る感覚ができました」という感想です。


最大の健康破壊は食べ過ぎ

食べ過ぎは、それがなんであれ害になります。食べ物自体の良し悪し以前の問題です。

「わかっているけど食べてしまう」

その原因を多くの人はストレスにしてしまい、それ以上原因を考えようとしないようです。

原因は神経の感覚機能が鈍感になっており「足るが判らない」という状態に陥っているからです。
7号食はこの鈍ってしまった神経を元に戻すことに目的があるのです。

食で健康になる真髄は小食にすることです。
いくら玄米を食べて副食に注意しても「食べ過ぎ」はすべてを台無しにするのです。


最後に


七号食特集

本文や体験事例からご理解いただけたと思いますが、7号食の目的はダイエットにあるわけではありません。

結果として、通過点に痩身も実現できるわけです。

真の目的は「食を通じて自己コントロールできる精神性を獲得すること」にあるのです。

食にコントロールされている人が自己の人生をコントロールできるわけがないのです。

あなたの箸の先になにがくっついているのかが、結局のところあなたの人生であるのです。

比喩すれば
釣り竿の先になにがくっついているのか。

釣り人はなにを釣るのかという目的の違いで、釣り竿にさまざまな仕掛けを用意します。

それは意識の作用ですね。
箸をフォークやナイフに切り換えるのも意識の作用です。
その一方の端になにをくっつけようとしているのか・・・。

それはあなたの意識です。

なにを食べようとしているのかという考え方があなたの人生の原因であり、健康状態はその結果です。


幸いにして人の意識は未来へ飛ばすことが出来ます。
どのような自己の未来がふさわしいのかを今あなたが選べば、未来を原因にして今を変えることができます。
今あなたが食べようとしているモノはあなたが選んだ未来を原因としての結果です。

このあたり分かりにくいですか?

未来を原因にして今をその結果にできるのです。

過去が原因になるのは動物世界だけの話です。
人間は未来を想定できるので、未来を原因にできる能力があるのです。

積極的に考え、想像された未来を原因にして今を決めましょう。

考え方こそがあなたの運命そのものなのです。


BL研究所 所長
 冨田 哲秀


冨田 哲秀 (とみた てつひで)
1949年9月生まれ 大阪在住

生まれつき温厚明朗な性格で、かかわる全ての人々を和やかにする才能を持つ。
二十歳のときに人間の煩悩の原因は食にあると気づき、それ以来、玄米食家として食養を実践し、半世紀にわたる研究を続けている。

一時は営業マンとして日本一の成績を収めるも、運命に導かれるように食養や健康に関する商品を取り扱う仕事に就く。28年前よりBL研究所を開設し「 トミタ式7号食 」という 食事法や 「 食箋 」 ( 食べ物の処方箋 ) 等 の食養相談で多くの方( 2万人以上の )慢性疾患を改善に導いている。

その間に、日本初のハードタイプ「酸素カプセル」の開発。エゴグラムと五行を組み合わせた心の仕組み「エゴギョウ」の発見。心と身体と姿勢を統合した健康理論として「FBA理論」を発表。

特に靴職人の名匠と開発した重心調整用でつくったインソール「姿美人」は、口コミだけで24,000足を作成した。

手がけるすべての製品や、講演会で熱演するオリジナルメソッドの反響はすばらしいもので、事務所の内部だけでこだましており、うるさいくらいです。

世の中の生きとし生けるものと調和し友愛に満ちた人格者でありながら、時折リチャードギアになりすました微笑みでおやじギャグをつぶやくそのキャラクターは、真なる心身の健康を求める人々の間で、和やかに、じわじわと人気を集めている。


人生観:世界はディズニーランドだ 閉園まで遊びぬこう!

趣味:生きていること 他
ピアノ 歌唱 読書 量をこなすこと(本を読むことが趣味ではない)
囲碁6段 仕事初段 小噺初級 温泉行脚名人クラス


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