夏季のお米の保存方法について


徐々に気温が上昇し、夏を迎える季節となってきました。


暑い時期は、玄米に虫が発生しやすい季節です。


一般のお米は、虫の発生を抑えるために、収穫後に精米所などで薬剤処理をすることがあります。


しかし、BL研究所の玄米は、これらの処理を一切していません。


その為、一般の米に比べて虫の発生率が高くなってしまいます。


特に気温が25℃以上になる時期に、届いた袋のまま長く常温で置いておくのは禁物です。


一人暮らしや家族が少ないご家庭の場合、どうしても食べ切るまでに時間がかかってしまいがちです。

正しい保存方法を覚えて、玄米が傷まないようにしてください。



高温多湿を避ける


玄米の保存でいちばん重要になるのは、保存場所の環境です。



気温と湿度が高いところは絶対にNG。



気温が25℃以上だと虫が発生しやすく、湿度が高いとカビが発生してしまいます。


同じ玄米であっても、保存の仕方によっては1週間程度でカビが生えたり虫が発生する場合と、半年経過後も見た目がほとんど変わらない場合があります。


また玄米は臭いがつきやすいので、臭いの強いもののそばに置かないようにすることも大切なポイントです。



    <玄米を劣化させる要素>

  1. 呼吸

  2. 乾燥による酸化


  3. におい移り

  4. カビ



品質劣化と虫の発生を防ぐには


玄米の品質の劣化は、気温や湿度といった環境と、空気に触れることで起きるヌカ部分の酸化によって進みます。


ですから、なるべく空気に触れないような密閉できる容器を使って、小分けに保存するのがベストです。


一般的な米びつや大きめのタッパーなどを使ってお米を保存している人が多いと思いますが、この場合は特に虫の発生に注意が必要です。


市販の防虫剤などもありますが、気化することで防虫効果を発揮するので薬剤成分や薬剤の臭いが玄米に移ってしまっては台無しです。


袋のままで開けたところを輪ゴムなどで留め、キッチンの床下やシンクの下の棚などへ置いている方も多いと思いますが、密閉した容器に入れ、冷蔵庫保存するのがオススメです。



ペットボトルに入れ替える


玄米を冷蔵庫で保管する際に便利なのがペットボトルです。
しっかりと蓋をすれば密閉性も高く、虫も湧きません。


空気に触れる量が減るので玄米も傷みにくいです。また、味の劣化も防ぐ事ができます。


大きなペットボトルに入れるのもいいですし、500mlのペットボトルならおよそ3合になるので、先に分けておくのにも便利です。


臭い移りを防ぐためにミネラルウォーターが入っていたペットボトルを使用するのが良いでしょう。


玄米をペットボトルに移し替えるのには、じょうごを使いましょう。
じょうごは100円ショップで購入できます。

※麦茶のボトルを使うのもアリです。






ペットボトルに直接取り付けられるタイプのじょうごもあるようです。



※参考商品 https://amzn.to/2xR47JJ

じょうごがどうしても用意できない場合は、厚紙を差し込むことで代用できると思います。





密閉性が高く、虫や酸化・カビなどの劣化も防ぎ、冷蔵庫にすっきりと保存できるペットボトルは玄米保存にピッタリです。
是非マネしてみてください。




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